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競馬神事
秋季例大祭
大浦神社の物語を紐解く
競馬神事の歴史
永禄2年(1559年)に細川通董が伊予国の川之江城から青佐山城に移ったおり、沖合の三郎島に鎮座する八幡宮を現在地の大浦へと遷座した際に、地頭株と領家株からそれぞれ20頭の神馬を出し、遷宮の行列に参列させたことに始まった。
当時は戦乱の世であったため、祭に多数の馬を参列させることが困難となり、旧暦8月朔日に両株から集まった馬を競争させ、各株から1頭づつの駿馬を選び競馬神事とした。
競馬神事を取り仕切るのは地頭・領家の馬宰領で、この二人は一子相伝であり、この家に生まれた人しかなることができなかった。
神馬2頭が12往復して競争する。勝敗は馬宰領が決定し、勝った騎手が弓と矢を持ち、拝殿前に設けられている的に矢を当てていく。特徴的なのは、一般的な流鏑馬のように矢を放つのではなく、ゴツンと当てていくことである。この的射には、「神馬40頭から選ばれた2頭の神馬が競争し、さらに勝つということは、よほど大浦神社の大神様の御神威が宿っているのである、その騎手が的を外すわけがない。必ず当たる。必ず氏子は幸せになる」という願いが込められている。
秋季例大祭日程
10月 第1土曜日
14:00 大浦神社例大祭式典
19:00 宵宮(千歳楽のみ)
8:30 神幸式(神輿に御遷霊)
9:00 朝競馬(3往復)
9:15 神幸出発
9:45 御旅所到着(青佐八幡神社)
11:30 奴・御船、大浦神社到着
13:00 昼競馬(3往復)
13:10 千歳楽、大浦神社到着
14:00 留守競馬(3往復)
14:10 還幸出発(大浦神社出発)
14:30 中新開千歳楽宮入
15:00 御旅所出発(青佐八幡神社)
16:00 宮入神事(大浦神社)
17:00 競馬十二懸神事(うるう年は13往復)
翌日 日曜日
19:00 宵宮(千歳楽)
10月 第1土曜日
寄島町の大浦・片本・早崎・中新開の四地区から
千歳楽-せんだいろく-が境内を練り歩きます。
翌日 日曜日
8:30 神幸式(神輿に御遷霊)
9:15 御旅所到着(青佐八幡神社)
11:30 奴・御船、大浦神社到着
13:00 昼競馬
13:10 千歳楽、大浦神社到着
15:00 御旅所出発(青佐八幡神社)
16:00 宮入神事(大浦神社)
17:00 競馬十二懸神事
連絡先
目次
大浦神社
岡山県浅口市寄島町7756
〒714-0101
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